眩しすぎて先が見えない、不確かな、美しい未来の話をしようか
単独の感想はてブが一生書き終わらないまま次の現場を迎えそう。
こなです。
書き途中の単独の感想はてブがあるにも関わらず新しいものを書き始めています。あれたぶんお蔵入りだな…………
本日10月22日でわたしが岡﨑彪太郎くんの担当になって丸3年が経ちました。3年前の今日、一目惚れした自分、改めてマジで見る目あるな……(Mステのワイプを擦りながら)
今日から岡﨑担4年生です。まさかこんなに長く担当が続くとは思ってもいなかった……
前回、担当になって1000日の初ブログで想像以上にたくさんの人に読んでいただいて(FF外の方から感想を頂けるなんて夢にも思ってなかった)……沼落ちブログが「過去の話」だとするならば、今日は「未来の話」をしたいと思いました。
相変わらずの自分語りですが、いつも通り流し読んでくださいまし。
13歳のジャニーズJr.に命を救われた - 狂うほど愛おしいんだ
(よかったら時間のあるときに読んでね❣️)
彪太郎さんに死に際(?)を救われて早2年半、わたしは18歳、高校3年生になりました。
あんなに生きたかった、生きててよかったと言ったわたしなのに、夢もなにもなく、かといって自分の武器になるような……頭が秀でて良いわけでもなければ運動神経はすこぶる悪く、コミュ力はない陰キャで、めちゃくちゃ美人という訳でもない。
言ってしまえば、ただ今が楽しければそれでいいような、なにもない高校生です。
それでもわたしには大好きで大好きでやまない彪太郎さんがいたし、少ないけれど信頼できる友人が周りにいたので、本当に楽しい3年間(まだ終わっていないけれども)を過ごしてきた気がしています。
彪太郎さんのオタクをすること以外に、ひとつだけ心の底から、一生やっていたいと言える大好きなことがあります。
服を作ることです。
元々小学生の頃から手芸が大好きで、小学校で家庭科が始まる前……何歳からかはすっかり忘れてしまったけれど、気づいたら針と糸と布を持っていた覚えがあります。中学生のときは手芸部で部長をしていたし、高校に入ってから部活で服を作ることを始めました。衣装を作るときはどんなに徹夜して辛くてしんどくても楽しかった。
いざ進路を考えたとき、好きなことを仕事にするか?いや、好きなことを仕事にしたら嫌いになってしまうんじゃないか。
ずっとそう思って、服を作ることは仕事にしないでおこうと思っていました。
ただの趣味の範疇で、のんびり作りたいと思ったときに作っていればいいじゃないかと。
しかし、それ以外にわたしの中にやりたいことなんて何も無く、自分がなにがしたいかも分からない。
将来が見えない。
この先どうしたいのか、なにになりたいのか、なにを勉強したいのか、どんな職につきたいのか。親や先生に聞かれてもなにも答えられない。
本当に将来なんて考えたこともなくて、なんとなく大人になってなんとなく就職するんだろうなと思っていた。
ぺかぺかのオレンジのベストとズボンでにこにこ歌って踊る彪太郎さんが大好きだった。ブルベの彪太郎さんに全く似合わない蛍光オレンジ。
青や水色を着ていたときは大喜びして、オレンジを着ていたときは似合わないと終演後に友達と言い合った。
そして、いつの間にか、彪太郎さんは如何にもジャニーズJr.らしいペラペラの衣装を着なくなっていた。
袖があった。ジャケットがあった。黄色のモフモフがついたすごい和服を着せてもらっていた。嵐の衣装のお下がりをもらった。装飾が増えた。小物があった。
わたしにとってそれは「立ち位置が前か後ろか?」「ドル誌に今月も載っているか?」と同等なほど喜ばしいことだった。きっと他のオタクよりも無意識的に衣装にはるかに執着していたんだ、と気づいたのは最近になってからの話だけれど。
2019年のあけおめ魂で、SUPER ROCKETをちび5で歌っていた。5人でなんとなく決めていたメンバーカラーの衣装を着て。
グループになるのはもうすぐそこ、時間の問題だ、5人の時代が来たんだと鳥肌が立った。
グループを組む前にまさか衣装を貰えるなんてまさか思ってもいなかった……彪太郎さんのスタイルの良さを活かすためのロングジャケット、裾上げもしていない彪太郎さんが履くために作られたズボン、5人それぞれの雰囲気に合わせられたネクタイ。
確かに、間違いなく、今までのどんな衣装と比べても5人が1番輝いていた。今までの衣装と比べて華やかだから、派手な色だからじゃなくて、「5人のためだけに作られた」ものだから。彼らのためだけに作られたものは、これほどまでに彼らを輝かせられるのか。
漠然と、衣装を作る人になりたい、と思った。
思うのは簡単だけれど、なるのは10000倍難しい。
そんなことはわかっている。
服に関わる仕事なら舞台衣裳以外にもたくさんの仕事がある。周りの友達は受験を見据えて必死で勉強をしている……毎日一緒にいた友達が予備校や塾に通うようになった。わたしは夢を見すぎなのかもしれない。そうそう思い通りに人生上手くいかないのは18年生きただけでも少々わかってきた。
仲のいい友達に、「夢があっていいよね」と言われた。
わたしは非常にひねくれ野郎なので、素直に
「そうなの!わたしには夢があるの!わたしは舞台衣裳になって、たくさん綺麗な衣装を縫って、いつかLilかんさいの衣装を作りたいんだ!」
などと言える筈がなかった。現実を見て勉強してる貴方のほうが余程偉いし、わたしの夢は夢なんかじゃなくて大学受験をしたくないだけの現実逃避なのかもしれないから。
やっぱり、わたしにはこの道しかないと思う反面、わたしには向いていない、専門学校に踏み切る前に辞めておくべきか、今から真面目に大学受験をしようかと何度も思った。
ただ、その大学で学びたいものは、わたしには思い当たらなかった。
彼らの夢が春に1度散って、ようやく叶った今年の夏、初単独を迎える前に初めての「初座長公演」を見せてもらった。1列目に立って1番豪華な新しい衣装を着ている彪太郎さんは、なんとも形容し難いほどに美しかった。大好きだと思った。
単独の少し前に発売されたSTAGE naviで、彪太郎さんがこう言っていた。
「僕、アイドルという仕事がすごく楽しいんです。」「この仕事に出会えたことがすごくうれしい」
タイミングの悪いことに夜中にベッドの中で読んでしまった。憚る人目もない。ただただ涙が止まらなかった。泣き止まないとと思ってもボロボロ溢れてきて、鼻水がずるずるになって、明日は目が腫れるだろうなと思ったけど、幸せでいっぱいだった。ああ、彪太郎さんを応援してきてよかった、わたしが応援していた意味はここにあったんだ。
自担に「この仕事が楽しいんだ」なんて言われるなんて、どんな大きな仕事を持ってくるより幸せな恩返しだと思う。わたしも岡﨑担でいられて本当に幸せだよ、楽しいよ、貴方に出会えて本当に嬉しいよと伝えたい。
わたしは別に彪太郎さんの担当でいるからといって見返りが欲しいわけではない。ファンサもファンレの返信ももらったら確かに嬉しくて堪らないけれど、ファンサを貰うために岡﨑担をしてるわけじゃない。
貴方のことがひたすらに大好きだから、貴方に幸せになってほしくて、貴方の幸せが夢を叶えることならば、貴方にデビューしてほしいから、担当をしているんだ。
彪太郎さんがアイドルの仕事を楽しいと言ってくれるならば、わたしにとってこんなに幸せなことはないです。岡﨑担として冥利に尽きます。
_____そして、彪太郎さんが「好きな仕事」でこうしてたくさんの人に幸せを与えてくれている、
なによりもアイドルでいる一瞬一瞬の彪太郎さんが1番輝いているのを見て、
「好きな仕事をしている人はこんなにも素敵なんだ」
と、思わざるを得なかった。
好きな仕事をしている人は、なんて素敵なんだろう。
わたしも、好きなことを、自信を持って、仕事にしたい。楽しく生きたい。
一生ミシンをいじっていられるならそうしてたい。
わたしが作った衣装で、文化祭のショーを見てくれた人を楽しませられた、それの何十倍何百倍ものたくさんの人に見てもらいたい。
わたしが作った衣装を着てくれた人を美しく魅せて輝かせたい。
高校生の本当に甘っちょろい考えかもしれないけど、好きな仕事ならしんどくても頑張れる気がしたから。
わたしの夢は、舞台衣裳の縫製をすることです。
今の夢はそう。これから変わるかもしれない。今の私が知らないだけで、もっとたくさんの道を知って、その方向を目指すかもしれない。
でも、好きな仕事をすることがどんなに素敵か、彪太郎さんに教えてもらったから……
大好きな仕事に就くことが、わたしの目標です。
一昨日、専門学校の合格通知を頂きました。
またひとつ、年下のきみに大切なことを教えてもらった。またひとつ、彪太郎さんのことが大好きになった。あのとき未来が絶たれるはずだったわたしに、彪太郎さんは生きる希望をくれた、3年経って、また彪太郎さんに未来の続きをもらってしまった。
飽きっぽくて1年すこししか担当が続いたことのないわたしが、飽きもせずにずっとずっと彪太郎さんのことしか目に入らず、好きで好きでたまらないのは、大好きな顔も声もそうだけれど、人として好きだから。尊敬しているから。貴方みたいな素敵な人になりたいと思えるから。
輝かしい未来を見据えてがむしゃらに頑張るLilかんさい。先が見えなくて不安になることもあるかもしれない。でも、先が見えにくいのは、眩しすぎるから。
Dreams come true!!それだけじゃダメ……
夢を叶えた先にはまた次の夢が待っているんだろう、彪太郎さんにも、そしてきっとわたしにもだ。
彪太郎さん、
3年間、素敵な時間をありがとう。
貴方の担当でいられて、本当に幸せです。
4年目もよろしくお願いします。
2020.10.22 こな