わたしは、Lilかんさいの担当だ。

時の流れは早いもので、結成から2年が経つらしい。

 

🍬Lilかんさい🍭

✨結成2年おめでとうございます✨

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いつも貴方達に支えられています。

 

 

 

結成を知ったのは早売りが流れてきた1月20日で、バイトが終わって機内モードを解除した瞬間とんでもない量の通知で充電が10%近く一気になくなった衝撃は忘れられない(なんて脆弱なスマホなんだ)。そこでLilかんさいという名前を友達から知らされたな。

 

結成日当日、末澤さんのスケリグの観劇の帰り道で、『わたしたち今日から「Lilかんさい担当」なんだよ……!』なんて慣れないグループ名にどきどきしながら、早く慣れたくて何度も何度もりとるかんさい、りとるかんさいって電話を繋いでLilかんさいをひたすら連呼した。左手はポケットにつっこんであったかいけど、右手はスマホを持ってて凍るように痛かった。そんな宮益坂の夜道を思い出す。

(クソどうでもいいので読み飛ばして頂いて構わないのですが、わたしの両親は宮益坂のカフェバイトで出会っているので、これもまたわたしと彪太郎さんもそのような運命なのです。結婚しましょう。読んだ人、時間無駄にしました。)

 

 

 

 

岡﨑彪太郎さん、

Lilかんさいになって2年経ったけれど、全く変わらず、わたしは貴方のことが大好きです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ところで今までのわたしは「関ジャニ∞」を好きになってその中から「丸山隆平さん」を担当に選んだし、「ジャニーズWEST」を好きになってその中から「中間淳太さん」を担当に選んだ。「Funky8」を好きになって、8人全員が好きで好きでたまらなくて、その中から「末澤誠也さん」を選んだ。

つまり、常にわたしは「グループ」が好きだから興味を持ち、ハマって、特に好きだ〜!と思う「個人」を担当としていたわけです。オレンジ寄りの虹色eighter。(懐かしいって思ったでしょ!)

 

 

でも、彪太郎さんの場合は違いました。

わたしが好きになったときの彪太郎さんは言ってしまえば無所属。まああの頃は関西Jr.全員無所属だったけど。

「メイン組」(西畑 向井 大西 室)、「信号」(道枝 長尾 高橋)、「Funky8」(大橋 朝田 林 古謝 草間 末澤 今江 藤原)etc……だいたい雑誌の撮影やらコンサートで一緒に歌うメンバーの括りはあったけど全員が宙ぶらりん。彪太郎さん達現Lilかんさいのあたりは「中2組」とか「ちび組」って呼んでたっけな。

 

彪太郎さんに顔面で一目惚れして、一緒にいることの多い斗亜、風雅、琉巧、拓哉のことも好きではいたけれど、ただひたすら彪太郎さんに幸せになってほしかった。前に出てきてほしかったし、売れてほしかった。

誰よりも早く。言ってしまえば、蹴落としてでも。

 

だって彪太郎さん以外の子達はわたしにとっては「一緒にいることの多い子」でしかなかったから。

 

 

 

 

 

 

まあでも自担盲目タイプのわたしでもさすがに客観視する能力は多少あるので、

彪太郎さんは大人しい子だし、あまり自分から前に出る子でもなければ、「康二くん大好き西村拓哉です💚」「あっという間に室くん💜」の如く先輩に懐いて(?)先輩のファンから見つけてもらえる子でもないということもわかってくる。

 

同期で入所してからすぐ先輩から可愛がられていたかわいい斗亜、最年少の琉巧、同い年でこちらも可愛がられまくっていた風雅と一緒に前に立たせてもらえるのも時間のうちかもしれないと思っていた。いつかここの括りから剥がされたときがきたらどうしよう。

 

わたしは「グループ」「括り」を愛していたオタクだったのに、いつしか全く意識下で、この同期や同い年たちのグループに“縋り付かないといけない”ように思って雑誌の中でにこにこ4人で笑う彼らを見ていた。

 

 

 

 

 

2018年のin大阪で、「日本よいとこ摩訶不思議」を歌った。

途中で大西流星さん率いるちび達が一緒に数人前に出てきてラップの歌詞を担当をするところがあった。斗亜、拓哉、風雅、琉巧、全員いるけれど彪太郎さんだけがいなかった。

血の気が引いたのを身体で感じた。

手が冷たくなった。

今でもその感覚を覚えている。

怖くて怖くて、手が冷たくなる感覚がトラウマで、未だに彪太郎さんの数少ない登場シーンにも関わらず次の曲に早送りしまう。

せっかく5人で夏松竹、歌をもらえたのに。

紅く燃ゆる太陽も6人だけで歌わせてもらえたのに。

わたしが縋っていた括りに1度彪太郎さんが欠けただけで動悸が止まらなくなるなんて、今思えばどうしてこんなに彪太郎さんのことを好きだったはずなのに信頼してあげられなかったんだろう。

 

 

 

 

秋になって梅芸のコンサートが始まり、彼らは自らを「ちび5」と名乗るようになった。

彪太郎さんの初めてのソロパートで泣く余裕もなく息を飲み込んで噛み締めたNEXTSTAGEも、彼らの時代が来たんだと思わせてくれるひとつになった。

5人でポスターに載せてもらって、初めてのオフショが発売されて、なによりも自ら「5」と数字の入れたユニット名の名乗るようになったことは、

他の人との5人ではちび5ではなく、誰かが欠けてもちび5ではなく、誰かが増えてもちび5ではない。

嶋﨑斗亜、西村拓哉、大西風雅、岡﨑彪太郎、當間琉巧の5人で「ちび5」であるということ

そしてこの5人で頑張っていきたいということが彼らから伝わって、初めてわたしは心から「彪太郎さんは絶対ここにいるべきなんだ」と思えた。

岡﨑彪太郎さんはちび5のメンバーだから。

わたしにとって「ちび5」は5人を結びつけてくれる魔法の言葉のようだった。

 

 

 

 

その頃同時になにわ男子が結成されて、Funky8が公式になる夢も共に崩れていった。

このことを話し始めたら話が脱線してしまうので軽く触れるだけにしておくけれど、なにわ男子が結成される少々前から彼らは「Funky8」という言葉を口にしなくなっていた。特に2人で前に出るようになってきた丈橋はFunky8をもう忘れてしまったとさえ思うほどので、なにわ男子が結成したときも驚きはしたしFunky8が叶わなかったショックは確かにあったけれどやっぱりかぁ、と思う程度だった。

彼らはもう「Funky8」と名乗らない。

Funky8」ではないから。

わたしにとって「Funky8」もまた、8人をなんとか繋ぎ止める魔法の言葉のようだった。

 

 

 

 

 

5人でメンバーカラーを決めちゃったり、また5人でクリパで歌わせてもらえたり、5人のうちわとアクキーが発売されたり、まさかの結成前に5人のためのオリジナル衣装ができたり、その冬には夢のようなことが次々と起こった。ひとつひとつの出来事が「岡﨑彪太郎はちび5のメンバーで、ここにいなければならない存在なんだ」と思わせてくれる。幸せだった。

 

 

そしてとうとう、2年前の今日、「Lilかんさい」という公式から与えられた愛おしい名前がつけられた。

彪太郎さんの居場所があること、ここにいなければならない存在であること。

同期で同い年の斗亜とより「ずっと一緒」が約束されて、

ぎこちなく西村くんと呼びながら距離を縮め、

風雅と先輩後輩の関係から脱却して、

突然琉巧をめちゃくちゃ可愛く感じ始めたり。

 

 

ちび5でいた頃も仲間だったことに違いはないけれど、これから、Lilかんさいがなくなるいつかその日まで、ずっと一緒にいることが確約された仲間。

名乗るときには「Lilかんさいの嶋﨑斗亜」だし、「Lilかんさいの西村拓哉」で、「Lilかんさいの大西風雅」「Lilかんさいの當間琉巧」。そしてもちろん貴方は「Lilかんさいの岡﨑彪太郎」。そしてわたしもまた「Lilかんさい担当のこな」であるしこれを読んでくれている貴方は「Lilかんさい担当の○○」でしょう(他のグループの担当の方だったらこんな長文もう飽きてるに違いない)。

「ちび5」よりもさらに結束力を強めた「Lilかんさい」という魔法の言葉が、名乗ることによって、口にすることによって、わたしたちを繋げてくれている。

 

 

自ら名乗っていた魔法の言葉をだんだんと口にしなくなっていく寂しさ、どんなに大勢が事務所に訴えかけても時の運とタイミングが合わないと公式にはなれない悔しさ、目の前でバラバラになっていく辛さを体感していた者として、「Lilかんさい」になれたことはとてつもない強運であるとともに、まだ中学生の幼い5人が掴んだ努力の賜物なのだと思った。

 

 

 

 

 

 

 

素顔4が発売されて、康ちゃんと龍太くんが関西Jr.を卒業する経緯と裏側を撮ったメイキングを見た。

わたしは今まで彪太郎さんがにこにこ笑っているところや真剣に歌やダンスを頑張るところはたくさん見てきたけれど、初めてそこで彪太郎さんが舞台裏で大号泣しているところを見た。

耳や鼻まで真っ赤にしてずびずびと泣いている、初めて見る彪太郎さんの表情にひどく人間的なものを感じた。アイドル的な表情の彪太郎さん……つまり、わたしの知っている彪太郎さんではなかった。

彼らは当時全員中学生だったから、20時を回って裏に捌けなければならない。先輩達が歌うMy Dreamsを聞いて、隣にいるちび5の「仲間」と裏で泣きじゃくる。わたしがアイドル的な表情以外の彪太郎さんを初めてそこで見たと同時に、アイドル的な表情をお互いに見せ合う必要のない場所で一緒にいる5人に友情というか、団結力というかを感じた。彼らは仕事仲間ではないんだと。

 

 

 

ついこの前、こんなツイートをした。

目を線にしてくしゃっと笑う彪太郎さん。これも全部、2020年になってからの写真。

入所したばかりの頃はまだ慣れてなかったというのももちろんあるけれど、こんなふうにくしゃくしゃになるまで笑った顔は見たことがなかった。常に口角をにこっと上げたアイドルスマイルが雑誌の写真にいつも載せられていた。ちょっと慣れていない、かわいい笑顔は大好きだけど、こんなふうに自然に笑う顔は見ていて幸せになれる。

 

 

彪太郎さんが泣いている顔、くしゃくしゃに笑う顔が大好き。喜怒哀楽をそのままに表現してくれてとても嬉しい。コンサートの最後の挨拶中にいつもちょっとうるっとしてしまったりするのも嬉しい。貴方のもっといろんな表情を見たい。怒っている顔も困っている顔もキメた顔も変顔も、もっともっと見たい。全部好きだから。

Lilかんさいになって1年、明らかに表情が豊かになった彪太郎さんが愛おしい。彪太郎さんはLilかんさいにならなかったら、もしかしたらこんな顔見せてくれなかったかもしれないから。

5人でいなきゃだめだから。

この5人であることに意味があるから。

ここに彪太郎さんの居場所があるから。

5人には「Lilかんさい」という、守らなければいけない魔法の言葉があるから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これからも5人一緒に喜んで、怒られて、悔しさを共にして、また喜んで、ユメノツヅキ探してほしい。

固まって円陣組んで、丸い円がさらに団子みたいにぎゅっとなって気合いを入れてほしい。

わたしたちにもわからないDKノリでゲラゲラ笑っていてほしいし、天然を炸裂して斗亜にアホやな!ってプンスコ怒られていてほしい。

目標に向かってがむしゃらに進んで、努力は厭わずに、たくさんの感情を5人で共にして、たくさんの表情を見せてほしい。

 

そして、わがままかもしれない。

できればだけど、貴方達の笑った顔をなるべくたくさん見ていたい。

いつも君は笑ってて。

 

 

 

 

 

 

 

Lilかんさい⠀2周年おめでとうございます。

 

この1年が、貴方達5人にとって、

幸多き1年となりますことを切に願います。

 

 

大好きです。

 

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Lilかんさい⠀岡﨑彪太郎さん担当

こな