碧空はあなた、虹はわたし
岡﨑彪太郎さんへ
19歳のお誕生日おめでとう。
やっぱりまるで同じ書き出しで誕生日をお祝いしたはてブから丸1年。
早いね、ラストティーンだね。
一昨年の今日、ANOTHERの挨拶で来年は18歳になって車の免許とって……って話してたのに
もう18歳の彪太郎さんとお別れの日。
17歳になる日に18歳の抱負を話されて
この子は一体何を言ってるんだと会場が笑いに包まれたのに
貴方は2年前ウケたのを覚えてた策士なのか、はたまた相変わらずのトンチンカンなのか、(たぶん後者ね)
昨日の挨拶で「明日19歳になるんですけど、来年は20歳ということで……」と話し始めた。
お願い!19歳の話をして!
というか19歳の話は明日にとっといてよ!
口数が少ない貴方、あまりかしこまった挨拶も得意じゃなさそうなのはわかってる。
たくさんの言葉というわけではないけれど、
こんなふうにちょっと笑っちゃったり、拍手を送りたくなるあたたかい言葉がだいすき。
大人になっていくにつれて、関ジュの中での立場がどちらかというと上になって、
はっきりと口に出せる言葉も減っていくかもしれないけど、伝えたいことはしっかりその芯のある言葉で伝わってるよ。
さくらガールをハンドマイクで歌う貴方。
「散りゆくから綺麗なんだってさ」
「そんなこと知らない僕になにができたっていうのさ」
5年前に同じ場所で先輩たちが歌っていたこの歌詞は、
いつか貴方の夢の終わりにも出会う自分を想像してしまってた。
いつからかそんな心配もなくなるくらい貴方は
ピアノを特技にして、車や船の免許も取って
貴方の可能性の幅がもっともっと広がって、今年は大学に進学してさらに進む道も増やせたね。
でも、
アイドル第一でやってほしいから……
大学なんか行かないでって去年のわたしは正直思っていて
「大学がんばって」って素直に言えない、素直に貴方を応援できないことにもやもやして、自分がファンとしてどうなんだろうって辛くて悲しくなっちゃって
自分が傷つかないための言い訳のように、むりやり大学がんばってねって建前で言ってた自分。
大学と両立してくれて、頑張る貴方の1年間の姿は去年の自分を安心させるには十分すぎるほど信じられないくらい背中が大きくなって頼もしくなって、自信のある彪太郎さんになったことが本当に嬉しいの。
そんな思い出のあるさくらガールを聞いて泣いちゃったみたいに、
昔は全然泣かなかったのにいつからかな、毎公演どこかでぼろぼろ泣いちゃう弱虫になってしまうくらい、たくさんの曲に会場に彪太郎さんとの思い出が積み重なってきてるのを実感します。
5年半も彪太郎さんの担当をしてたら慣れてくるはずなのに、毎回彪太郎さんに会いにいく夜行バスの中ではどきどきするのも、そんな自分がなんだか可愛いなって思えてちょっと幸せになれるんだよ。
ジャニーズに入ってなかったらタクシーの運転手さんになりたかった。御堂筋のイルミを手を繋いで歩くカップルがうらやましい。学校のイベントに全く出られなかった。
彪太郎さんの10代、
貴方の青春も、未来も、夢も、
アイドルというお仕事でふつうの人生とは180度変わってしまったよね。
わたしも大人になってきて、たまに、
貴方の大事な大事な1度しかない人生を娯楽として楽しんでいることをマイナスに考えてしまうときがあるの。
でも、貴方がキラキラした笑顔でステージに立って
夢を、目指す全てをその手で掴もうとしている姿を見るたびに
これでいいんだ、まちがいないんだ、
彪太郎さんはわたしにとって1番のアイドル。
彪太郎さんのお仕事は、きらきらのアイドル。
19歳のお誕生日の今日も、まだまだ彪太郎さんのアイドルとしてのはじまってくこの物語の序章。
わたしたちに見せてくれている顔の裏にきっと
悩んで苦しんでこの道を選び続けてくれてること、
遠く離れてる夢が見えにくくて、この道が合ってるのかな、いつかはっきりとした夢が必ず見つけられるよってファンのひとりのわたしが言いきれるはずもないけど。
貴方の眩しい笑顔は澄み切った碧空みたいだから!
いやなことも忘れさせてくれるような、
暖かくほっと包まれて、しあわせな気持ちになれる。
ずっとずっと続いていてほしいと思う。
そして、
中心の眩しい赤い太陽。
向かい合わせ、地の緑色の草がいきいきと輝く。
みんなが眺めてしまう青い海がきらめく反射。
混じっていく夕方の紫色の空。
ぜんぶぜんぶ、碧空があるからすてきに見えるんだよ。
わたしは光の粒のひとつ。
いっぱいいっぱい集まって、貴方にかかる虹に……
なれたらいいな。
19歳、ラストティーンの1年も
彪太郎さんに悪いことはすくなめに、
いいことばかりが訪れますように!
2004年3月23日火曜日夜7時半過ぎ
大阪の天気はくもり、少し寒い日だったみたい。
貴方がこの世界に碧空と虹を連れてきたのね。
生まれてきてくれて、ありがとう!
HappyBirthday💛19th
2023.3.23
助手席に乗せて。どこまでも連れてって。
岡﨑彪太郎さんへ
18歳のお誕生日おめでとう。
まるで同じ書き出しで3月22日の夜10時から殴り書きしたはてブから丸1年。彪太郎さんの誕生日を祝うのはもう5回目。まだ5回目。
17歳の誕生日だというのに松竹座の舞台で挨拶をする貴方は「あと1年で車の免許とれるし、結婚できるし……」いや、それは来年の松竹にとっておいて来年喋ってくださいよ……のおとぼけこたちゃんの「あと1年」って本当にあっという間で。
念願の車の免許がとれる18歳、彪太郎さんのことだからもう免許取りに行ってそうだけど!
車に乗れるようになったらどんどん自分の世界が広がっていくように、
17歳の彪太郎さんにはまるで車に乗せてもらったかのようにたくさんの今までに見たことのなかった場所に連れて行ってもらったね。
5月⠀東京
地元から電車で1時間もしない距離だけど、彪太郎さんがいる東京はなんだか特別な感じがした。
授業終わりにそのまま現場に行けたり余韻に浸るまでもなく地元に帰ってこれちゃう違和感とか寂しさとか、やっぱり遠征が好きとか、このまま友達と泊まっちゃいたいなとか、交通費が数百円で済むなんて嬉しいなとか、彪太郎さんの担当になって初めての気持ちだった。東京ドームのときとは違うよくわからない何かがあった。
「Lilかんさいが」「東京で」「単独コンサートを」するこの特別感、まだまだ未来のことだと思っていたら、あっという間に迎えに来てくれた。
ただ、まだ何十回何百回何千回迎えに来るうちの1回目。
フォロワーと「東京の空気が綺麗だ!」って言うのがアホらしくて、現場に入っていない日でもなんか輝いていた1週間。
初めて目の前でピアノを演奏する貴方にどうしようもなくこっちが緊張して、お互いエイトを通ってきた連番した友達と「横山さんがトランペットに慣れてなかったときのあの気持ちだった……」と公演後に言い合った。
初めてピアノをやってみたいと言ったときの驚き、
ピアノを始めました!と言ったときのときめき、
時折ピアノの練習をしていることを雑誌やブログで教えてくれて、
ジャニーズに入ってからずっと自分の武器を探していた君の、やっと見つけた、披露できた初めての特技。
自分の武器を身につけていく過程をずっと一緒に見ていたからこそ、わたしのほうですら緊張したし、頑張ってきた貴方の努力の結晶の1曲に涙が止まらなかった。ずっと泣いてた。曲が終わってからもしばらく泣いてた。
きみが、
ジャニーズとして頑張っていきたいと思ってくれて、
そのために自分の武器を身につけてくれた。
ただただそのことが本当に嬉しかったんだよ。
1月9日⠀名古屋
今年の思い出の2ヶ所がどちらも大阪ではないことに関西Jr.の勢いの広がりを感じたり。
久々のアリーナ公演で大阪から飛び出した場所まで連れてってもらって、11人それぞれいろいろな想いのこもった挨拶を聞くことができた。
彪太郎さんとずっとずっと見たかった景色を見せてもらった。
貴方が1人でアリーナのステージに立つ。
口下手な貴方が1人で話し始める。
たまたまアリーナ席の前列、それも彪太郎さんが挨拶している立ち位置のゼロズレに入ることができたのに、挨拶している貴方と同じ景色を目に焼き付けたくて、話している貴方を背にしてガイシホールを眺めた。
10,000のペンライトが黄色く染まった世界が広がっていた。
本当に綺麗だった。
10,000もの人が、貴方のために黄色に変えて、
貴方の話を聞いていて、貴方のことを応援してる。
ただの1オタクのわたしですらこんなに黄色に染まる世界が忘れられなくて、挨拶する彪太郎さんの前でボロボロ泣いてしまったけれど。
彪太郎さんの目にこの世界がどうか綺麗で忘れられない幸せな景色として映っていますように。
そのためならわたしは10,000の黄色のペンライトの1つであり続けたい。
たとえ辺りを見渡してひとつも黄色く光るものがなかったとしても、埋もれているひとつで居続けたい。
誰よりも味方でありたい。
貴方のファンだから。
貴方のことが世界で1番大好きだから。
貴方にたくさんの幸せをもらったから。
幸せだけじゃない、初めて味わったいろいろな感情も裏を返せば貴方が好きだからだって思えたから。
貴方の自信や勇気に繋がるならなんだってしたい。
どこまでも貴方と一緒についていきたい。
貴方が運転してたくさんの広い世界を見せてほしい。
助手席に乗せてほしい。
貴方が進みたい方向へ応援するためにたくさんの地図を持って隣に座っているから。
彪太郎さんならもっともっと何万のペンライトを黄色に変えられる力があるって信じられる。
なにわがデビューしてこの数ヶ月で目まぐるしく状況が変わっていった中、彪太郎さんが関ジュの1列目2列目に立つことになり、トロッコに乗ることになり、当たり前のようにハンドマイクを持つようになった。
それだけでも数年前のわたしに教えたらひっくり返ってしまうようなことだけれど、
数年後のわたしは今のわたしに何を教えてくれるだろうかと今から楽しみでたまらない。
彪太郎さんとだったらどこまででも行ける。
無事故無違反安全運転、素敵な一年へ出発してね。
HappyBirthday💛18th
2022.3.23
28時に載せるくらいが丁度いい話
約5ヶ月ぶりにはてブを書いてみようという気持ちになったので開いてみた。
今から書く文章は、正直に言えば決して今までのブログのようなまっすぐな好きだ!大好き!と言う文章ではない。
恐らくだけども、腹が立つ人、読まなきゃよかったと思う人、わたしのモヤモヤが伝染する人、フォローを外す人、そして、もしかしたら共感する人も、様々いると思う。
このブログは未来の自分がこのとき何を思って彪太郎さんの担当をしていたかを読んで思い起こせるように書き残しているもの。
そのためにも書いておこうと思った。
今日の気持ちを書き残しておきたい。
いつか変わりたいと思う気持ちだから。
淳太くんの担当に出戻りすることを決めてから約半年、
4年前よりさらに楽しくWEST担をしている。
一旦淳太くんの担当を降りて3年間、不安定なジャニーズJr.という立場を推してきたからこそ、B.A.D.の絆の深さの真髄だったり、7人でいることを大切にしてる人達なんだなとか、んなこと4年前からわかってはいたが、なんというか、痛烈に感じ取ることができるようになった。
ジャニーズWESTをJr.の頃から好きでいたかった、応援したかったと思う。
24魂のDVDを引っ張り出してきて、アメフリを歌うB.A.D.とStay Goldを歌って踊る兄組を見て、ときどき映る泣いているお姉さんを見て、
いつか彪太郎さんがドームを埋めて、わたしがこの泣いているお姉さんになるんだろうかと漠然と思った。
彪太郎さんがドームを埋めて、のイメージは考えるまでもなくもちろんLilかんさい5人で。
いつも連番する西村担と風雅担と3連して、あんなことあったねこんなことあったねってホテルで酒飲みながら涙脆いわたしがずるずる泣くイメージまで出来た。
わたしの中で彪太郎さんの隣には、いつも、これから先も、4人がいるのが当たり前になっていた。
当たり前であるが故、5人を同列の立ち位置だと思うが故、こう思ってしまうんだろう。
今日の朝起きたら大西風雅さんに連ドラの、それもかなりでかい役が決まっていた。
おめでとうって思った。
いい仕事掴んできたとも思った。
すげぇなとも、やるなとも、でかしたとも思った。
ただ、素直じゃない捻くれたわたしは、一言のおめでとうもツイートできなかった。
ずっと悔しかった。
年下彼氏が彪太郎さんが主役取れなかったのに斗亜と拓哉は主役だったときも、
斗亜にドラマが決まった時も、
よんちゃんTVのコーナーが決まった時も、
初めてよるのブランチに呼ばれた時も、
今日も。
心の中ではもちろんおめでとうって思ってる。
誰かが個人仕事を掴むことは巡り巡ってLilかんさいとして糧になるし、彪太郎さんにとってもきっと有益になる。
そんなんわかってるんだけど、TwitterのTLで喜ぶ風雅担「以外」のツイートが余計にわたしを苦しめた。
素直に喜べない自分は最悪だと思った。
しげや濵ちゃんのドラマも、あきとくん、神ちゃん、藤井さん、のょむちゃんの舞台も、淳太くんが仕事を発表していなくても素直に喜んでいた自分と、風雅のドラマをおめでとうの一言も言えない自分を比べてどうしようもないと思った。
TLで絵文字たっぷりに喜ぶ西村担のあの子になりたいと思った。
ふうちゃんおめでとうって言う可愛い斗亜担のあの子になりたいと思った。
ちび5の頃のほうが他の現メンバーの仕事に喜んでたあの頃の自分になりたいと思った。
Lilかんさいという同列の立ち位置になってしまったからこそ、羨んで妬んでしまう。クソしょうもない岡﨑担の自分が嫌で、連ドラなんて知らないふりしてTwitterを閉じた。
別に風雅をはじめ他のメンバーのことが嫌いなわけではこれっぽっちもない。きっと連ドラだって録画して見ると思う。5人の創る世界観が好きだし、1日も早くライブに行きたい。
ただ、Lilかんさいである前に、彪太郎さんのことが大好きで、誰よりも1番に幸せになってほしくて、彪太郎さんが楽しくアイドルをするためには4人の存在がいなくてはならないことだとはわかっているんだけど、でも彪太郎さんに1番でいてほしい。
たぶん、もしも万が一、淳太くんがジャニーズWESTじゃなくなったら気持ちが離れていくんだろうけれど、彪太郎さんがLilかんさいじゃなくなってもわたしは岡﨑担でいると思う。
Lilかんさい全員好きになれないなら、こんな気持ちでオタクするなら、よっぽど楽しくいられるWESTだけに降りた方がいいかもしれない。
今この文章も悶々としながら書いている。
Twitterにブログを載せても誰にもわかってもらえないんだろうと思いながら書いている。
ただでさえツイートしなすぎてフォロワーが12人も減ったのに、もっと減るんだろうなと思ってる。
Twitterを閉じて、山積みになったドル誌の切り抜きを整理していたら、今月のDJカードが出てきた。
彪太郎さんのプロフィールに、
座右の銘として「報われるまで努力しよう」
と書かれていた。
真っ昼間に泣いた。
報われるまで貴方が努力して、もしその努力が人に見えないところでするのなら、それが今なら、その努力を汲み取って、いざ実ったときにぎゅって抱きしめるのが岡﨑担の役割なんだろう。
Lilかんさいの担当である前に、岡﨑担でもいいのかもしれない。
ずっとグループ全員同じくらい好きじゃなきゃいけないと思ってたし、今も思ってる。
5人でドーム埋めて泣くまでに、いつか全員同じくらい好きになっていたい。
これからも彪太郎さんじゃない誰かの個人仕事が決まるたびにTwitterを閉じてしまうかもしれない。
フォロワーのあの子と自分を比べては担当降りようと思うかもしれない。
あの子のようなLilかんさい担にはまだ遠く及ばないかもしれないけれど、自分は自分でのびのび岡﨑担でいようと思う。
今日はまとまった文章を書くつもりで書いていないぶっつけ本番の書き殴りブログなので、簡潔に纏められなかった。
いつかWESTくらいグループ全員大好きになれたらいいな、の気持ちで岡﨑担をしていくつもり。
他のメンバーの仕事が喜べないのは普通に考えたら捻くれ野郎だろうけど、個人仕事が彪太郎さんじゃなくて悔しい岡﨑担って考えたらそのまんま素直な感情なはず。
彪太郎さんのことが好きすぎて、他のメンバーの活躍が悔しいなんて傍から見たら超可愛い、いじらしい岡﨑担なのかもしれない。
そう思っておくことにする。
彪太郎さんが報われるまで努力するなら、報われるまで着いていく。
彪太郎さんの個人仕事が来た日にこのブログを読み返す。その日には帰りにケーキ買ってきて全力で喜ぼうと思う。
おわり。
たびたびわたしのマロに人生相談とも取れるような相談が入っていることがある。
誰が投げているのかわからんが、わたしなりに返している。その誰かの役に立っていたら勿論嬉しいし、気が滅入っているときに縋った誰かからも返信が来ないととうとう気が病んでしまうだろうし。
そのときよくわたしは自分は自分で良くない?だのそのままで良くない?だの言っているくせに、自分が1番メソメソと人と比べてはやれ担当降りようかやれ学校辞めると言っていたりする。
わたしを信頼して(?)マロを投げてくれる人には申し訳ないが、わたしは人に偉そうに物を言える立場じゃないと散々思ってる。
まあわたしのマロはそれでいいのかもしれない。その人にとってはそれ「が」いいのかもしれない。
ただ、どんなにフォロワーが減ろうとも貴方からのマロでわたしは必要とされてる嬉しさを実感している。
大した返事でもない、ただの東京都・19歳・専門学生の私を必要としてくれてありがとう。
17歳の1日めも、「アイドル」の君は
たくさんの方に「誕生日はてブ読みました〜!」って言ってもらえて、恥ずかしいけど嬉しいです。
泣いた、感動したなんてそんな美しい、大層ご立派な文章でもないけれど、どうしても自己満とはいえ、書き手として、ひとのこころに掠る文章が書けていることに喜びを感じてしまうのよ。
今回は、誕生日の当日0時に上げた前回のブログのエピローグ。
少々舞台のネタバレも含むので、これから入る方で全く知りたくない方はあとで読んでね。
2021年3月23日⠀大阪⠀気持ちのいい晴れ
貴方の生まれた日を祝うように一昨日、前日の雲はきれいさっぱりなくなって、清々しくて。
松竹座の外に着くと、前日はたくさんのひとがそれぞれのすきなひとのぬい、写真、チケットで記念撮影をしていたのに、
今日は驚くほどにどの子も黄色のズボンを履いて長い襟足をした、あのおかおのぬいばかり。こたぬいに寄り添うぬいたちも愛おしい。
その時点でもう泣きそうで。
貴方を祝うためにこんなにもたくさんのひとがひとつの場所に集まって、楽しそうに幸せそうにして過ごしているのよ。ねえ彪太郎さん、ちょっとそこから外見てみてよ!
去年の今日はがらんとした松竹座だったし、
一昨年の今日はこんな光景見せてあげられなかった。
会場全部を見渡せる席(笑)に入ったけれど黄色の服を着たひとがそこらじゅうにいて、
他の担当のひとだってみんな今日が
「岡﨑彪太郎くんの誕生日公演」
ってことを知ってる。みんなが貴方を祝いに来てる。
Hi?と言ったらなに?のくだりで拓哉が彪太郎さんを当てて、
彪太郎さんが「そんな気がしてたわ☺️来ると思った☺️」っていうのも嬉しかったし、
「今日はめでたい日だから1発ウケてやろうぜ」っていうのも、「みんな味方しかおらんで」っていうのも、
劇中だろうと今日は「あなたが主役」だから。
みんなが「彪太郎を主役にさせてやろう」って気持ちで今日は臨んでいるんだよ。
他にも彪太郎さんの誕生日!ってところがいくつもあって、
おなかすいた〜ってちび達が言ったら陸が「今日はケーキやで」「めでたい日だからなぁ」って言ってくれたり。
劇中のいたるところに、彪太郎さんへの、メンバーからの愛が詰まっていたね。
それがたまらなく嬉しかったんだよ。
まるで普通のなんでもないような公演の1つのように扱われていたときもあった。
マイクを持っているお兄ちゃんがギリギリ幕が下がるタイミングで「彪太郎おめでとうー!」って叫んでくれただけでも嬉しかった日もあった。
まるで彪太郎さんだけが「今日はぼくの誕生日公演!」って思って臨んでいるみたいで、まるでわたしだけが「今日は自担の誕生日公演!」って気合い入れて入っているんじゃないかってくらい。
それが、今日は、
Lilかんさいのメンバー、
先輩も、後輩も、スタッフさんも、
会場にいる全員が、
「彪太郎さんを祝うために」「彪太郎さんが主役の」
時間をつくって、それを楽しく過ごしている。
素敵すぎて夢みたいね。
お昼公演は挨拶も任されて、なぜか17歳になったはずの彪太郎さんは
「来年には18歳になりまして……車の免許もとれるし……選挙権もあるし……結婚もね……」
と話し出す始末。それは来年の話のネタにとっておきなさい。
ちょっとトンチンカンなところもいとおしくて、会場みんながクスッと笑っちゃってたの、あまりに優しい世界すぎて、つい会場を見渡してしまったよ。
SHINE ONの曲フリをしたかと思ったら、ハッピーバースデーの音楽が流れてきて、メンバー4人がケーキを持って登場してくる。
夢みたいとかじゃなくて、夢が叶ってるこの現実がとにかく幸せで、涙が止まらなかったよ。
彪太郎さんが劇中で4回くらいひっくり返すあの果物のバスケットをケーキの上で再現してて。あまりに大きくて豪華できれいで、でも、ケーキを見た貴方の顔が1番輝いてた。
「ずっと先輩が誕生日にケーキを持ってきてもらうのを見ていたので……これが座長かあって」
なんて、そんなこと言われたら今までの申し訳なさと、今日の言葉にできないこの嬉しさが入り交じってどうしようもなくて。
わたしも彪太郎さんのためのケーキを持ってきてもらう日を夢見てたけれど……貴方はケーキを持ってきてもらう先輩をずっとずっと目の前で見ていながら、自分の誕生日にはケーキなんてそんなもの無い、悔しい思いをしてたよね。
嬉しそうな顔をされればされるほど、こっちは泣き止めなくなっちゃう反比例の関係で、素直に笑って祝えるファンじゃなくてごめんね。
夜公演は斗亜の挨拶だった。
斗亜は「なんで彪太郎じゃないねん!って思ったよなごめんな🥲🥲」って言ってたけど。
(確かに最初はなんで彪太郎じゃないねん!ってめっちゃ思ったけど)
斗亜からの「彪太郎と初めて出会った時は……」なんて話とか、YouTubeに上がっていたドリパビの動画のFIREの話、Lilかんさいの未来の話。
入所したときに全くダンス経験がなくて、いつもいつもダンスが苦手ですって言っていた彪太郎さんと対照的に、なんでもこなす実力と愛嬌ですぐに前に出ていった斗亜。
でもずっとずっと一緒にいた、たった1人の同期で同い年。
そんな斗亜からの挨拶は誕生日に聞く素敵なプレゼント。
彪太郎さんはどんな気持ちでこの挨拶を舞台袖で聞いてた?わたし、彪太郎さんの挨拶よりも斗亜の挨拶のほうが泣いちゃった。だって彪太郎さんへの愛がどんな言葉よりもぎゅっとこもってたから。
ケーキ、美味しかったかな?
4人から誕生日プレゼント、もらえたかな?
どんなひとから、何人から、メッセージが届いたかな?
ちょっといいこと、あったかな。
素敵な一年のスタートダッシュを切れたかな。
華のセブンティーンを、アイドルの貴方にも、男子高校生の貴方にも、謳歌してほしい。
貴方の長い人生でたった1日しかない17歳の誕生日を、アイドルとして過ごしてくれてありがとう。
今日というこの1日に重くて深くて広くて濃くて大きい愛をぎゅっと詰め込んで渡す。
その愛を抱えて、どうか、この1年を、
幸せいっぱいで、楽しく、悲しいことはなるべく少なく、
彪太郎さんが笑って過ごせますように。
この世界に生まれてきてくれてありがとう。
嗚呼、愛してるんだよ、今までもこれからも
岡﨑彪太郎さんへ
17歳のお誕生日おめでとう。
3年前、初めて会った13歳の貴方はちいさくて、かわいくて、声が高くて……というよりそんな声も大して聞ける機会もないくらいセリフもなければ歌わせてもらえることも少ないような彪太郎さんが、
今、同じ舞台の1番前の列に立って歌って踊って、たくさんの人に手を振っている。
遠くなってしまったみたいで寂しいけれど、幸せです。
貴方の担当で居続けて、本当によかった。
お姉ちゃんのバイトの応募に使う履歴書が余ったから。お父さんが勢いで事務所に申し込んじゃったから。さんまさんに向かって「人の目を見て話すのが苦手です」なんて言うような貴方がこんなに楽しそうに幸せそうにアイドルをし続けてくれるなんて、わたしは思ってもみなかったんだよ、頑張ってくれていることを信じてあげられなくて本当にごめんなさい。
半分「この子はは絶対絶対前に出てくるんだ」、半分「この子はいつかわたしの前からいなくなる気がする、それでもいいからそのときが来るまで一緒にいるんだ」って気持ちでいた。
あっという間だったよ。わたしの勘は上手いこと当たったし、上手いこと外れたね。
今までずっといられて本当に幸せだよ。
いつまでアイドルでいてくれるかわからないし、いつまでわたしがファンでいられるかも確証がない。
今のこの時間も幸せな夢を見ているみたい。
事務所に入った日から今日までずっと、アイドルでいてくれてありがとう。
一目惚れしたあの日から今日までずっと、わたしのアイドルでいてくれてありがとう。
大好きだよ。
ドリパビのオーラス、最後の挨拶で言ってた言葉がずっと残ってるよ。
自分がなんて言ったか覚えてる?わたし、彪太郎さんのことが嫌だなって思っちゃったよ。
「シャッフルコーナーでぼくは風雅とFIREをやらせてもらったんですけど……自分がかっこいい曲をユニットでやってほんとにいいんかな?って思ったんですけど、」
「披露したら拍手をたくさんもらって……初日その時点でFIRE中に泣いてしまいそうでした」
だなんて。
いつまで君は自分に自信がないんだろう。
どうして貴方は「世界一かっこいいアイドル」なのにそんなことを思うの?
周りを見たら、そりゃあ先輩にも、もしかしたら後輩にも、彪太郎さんにとってかっこいいひとが山ほどいるかもしれないよ。
でも、わたしは彪太郎さんが彪太郎さんだけが好きなんだよ。ちょっとでもいいから、たった1本わたしの黄色いペンライトが貴方の視界に入って自信に繋がってほしいんだよ。
自信がなくて弱々しいところも好きだけど、自信を持ってくれたら嬉しいな。
だって貴方は世界一かっこいいから。
まださらに貴方を大好きになれる可能性があるなんて、わたしは幸せだな。
やっぱり今年、貴方に言われて1番嬉しかったことはこれかなあ。
初単独を迎える直前、雑誌のインタビューで、
「僕、アイドルという仕事がとても楽しいんです。」
って言ってくれてたね。
大好きだよ!とか、応援してくれてありがとう!とか、
彪太郎さんに言われて嬉しい言葉はいっぱいあっても、
これほど嬉しい言葉は他にないんだよ。
今までもこれからも貴方の幸せが1番だから、貴方が楽しんでアイドルをしてくれるなんてそんなにわたしにとって幸せなことはないんだよ。
貴方が楽しい時間じゃないと、わたしはきっと、心から楽しめないと思うのよ。
どうか、これからも彪太郎さんがアイドルを続けていてくれる時間のうち、心から楽しいと思ってアイドルをしてくれる時間がなるべく多くありますように。
どんなに長くても2年しか担当が続かないわたしが、もうかれこれ貴方の担当を3年半続けています。
ここまでずっと好きでいると、彪太郎さんのどこが好きだったっけ?ってなっちゃう。
でも、他のどんな子を見ていてもわたしにとって貴方が世界一輝いていて……
大阪城ホールで、先輩の後ろで、1番端っこでピョンピョンしていても、
東京ドームのゴマ粒みたいなサイズの彪太郎さんを視界に入れつつ目の前で華々しくデビューした華麗な先輩を見ても、
松竹座で、最前列に立って、1番豪華な衣装を着ていながらも後ろに未来ある原石たちがたくさんいても、
彪太郎さんより歌が上手なひと、
彪太郎さんよりダンスが上手なひと、
彪太郎さんよりお芝居が上手なひと、
彪太郎さんよりお喋りが面白いひと、
たくさんいるけど、
どんな素敵な先輩も、後輩も、同期でも、
わたしには彪太郎さん、貴方しかいないみたい。
すてきなひとがいてちょっと目移りしてもどうしても貴方に戻ってきちゃう。
なんでかな。
1番ぼろい衣装を着せられて端っこのライトが当たらないところに立たされたとしても、
わたしには彪太郎さんが1番輝いて見えるのかも。
どんなアイドルよりも、誰よりも、
岡﨑彪太郎さんが大好きだから。
あんなことよかったな、楽しかったな、嬉しかったな、幸せだったな、って思えることがたくさん、
嫌だったな、辛かったな、寂しかったな、怖かったな、って思ったことが出来るだけ少ない
たった一度の、もう二度とない、彪太郎さんの大切で貴重な16歳の1年間がそうでありますように。
16歳最後のANOTHERが無事に笑顔で終われたように。
17歳の1年間が、彪太郎さんと彪太郎さんの周りが笑顔でたくさんの、幸せな1年でありますように。
17歳最初のANOTHERが無事に笑顔で始まれますように。
大好きなひとには笑っていてほしいから。幸せでいてほしいから。
17年前の今日、生まれてきてくれてありがとう。
アイドルとファンだとしても、わたしと出会ってくれてありがとう。
今までずっとアイドルでいてくれてありがとう。
きっと17歳の彪太郎さんは、16歳の彪太郎さんよりもっと好きになっちゃうかも。
こんなに好きになれるひとがいるなんて、わたしも幸せなんだよ。
今までもこれからも、すきでいさせてね。
HappyBirthday💛17th
2021.3.23
わたしは、Lilかんさいの担当だ。
時の流れは早いもので、結成から2年が経つらしい。
🍬Lilかんさい🍭
✨結成2年おめでとうございます✨
いつも貴方達に支えられています。
結成を知ったのは早売りが流れてきた1月20日で、バイトが終わって機内モードを解除した瞬間とんでもない量の通知で充電が10%近く一気になくなった衝撃は忘れられない(なんて脆弱なスマホなんだ)。そこでLilかんさいという名前を友達から知らされたな。
結成日当日、末澤さんのスケリグの観劇の帰り道で、『わたしたち今日から「Lilかんさい担当」なんだよ……!』なんて慣れないグループ名にどきどきしながら、早く慣れたくて何度も何度もりとるかんさい、りとるかんさいって電話を繋いでLilかんさいをひたすら連呼した。左手はポケットにつっこんであったかいけど、右手はスマホを持ってて凍るように痛かった。そんな宮益坂の夜道を思い出す。
(クソどうでもいいので読み飛ばして頂いて構わないのですが、わたしの両親は宮益坂のカフェバイトで出会っているので、これもまたわたしと彪太郎さんもそのような運命なのです。結婚しましょう。読んだ人、時間無駄にしました。)
岡﨑彪太郎さん、
Lilかんさいになって2年経ったけれど、全く変わらず、わたしは貴方のことが大好きです。
ところで今までのわたしは「関ジャニ∞」を好きになってその中から「丸山隆平さん」を担当に選んだし、「ジャニーズWEST」を好きになってその中から「中間淳太さん」を担当に選んだ。「Funky8」を好きになって、8人全員が好きで好きでたまらなくて、その中から「末澤誠也さん」を選んだ。
つまり、常にわたしは「グループ」が好きだから興味を持ち、ハマって、特に好きだ〜!と思う「個人」を担当としていたわけです。オレンジ寄りの虹色eighter。(懐かしいって思ったでしょ!)
でも、彪太郎さんの場合は違いました。
わたしが好きになったときの彪太郎さんは言ってしまえば無所属。まああの頃は関西Jr.全員無所属だったけど。
「メイン組」(西畑 向井 大西 室)、「信号」(道枝 長尾 高橋)、「Funky8」(大橋 朝田 林 古謝 草間 末澤 今江 藤原)etc……だいたい雑誌の撮影やらコンサートで一緒に歌うメンバーの括りはあったけど全員が宙ぶらりん。彪太郎さん達現Lilかんさいのあたりは「中2組」とか「ちび組」って呼んでたっけな。
彪太郎さんに顔面で一目惚れして、一緒にいることの多い斗亜、風雅、琉巧、拓哉のことも好きではいたけれど、ただひたすら彪太郎さんに幸せになってほしかった。前に出てきてほしかったし、売れてほしかった。
誰よりも早く。言ってしまえば、蹴落としてでも。
だって彪太郎さん以外の子達はわたしにとっては「一緒にいることの多い子」でしかなかったから。
まあでも自担盲目タイプのわたしでもさすがに客観視する能力は多少あるので、
彪太郎さんは大人しい子だし、あまり自分から前に出る子でもなければ、「康二くん大好き西村拓哉です💚」「あっという間に室くん💜」の如く先輩に懐いて(?)先輩のファンから見つけてもらえる子でもないということもわかってくる。
同期で入所してからすぐ先輩から可愛がられていたかわいい斗亜、最年少の琉巧、同い年でこちらも可愛がられまくっていた風雅と一緒に前に立たせてもらえるのも時間のうちかもしれないと思っていた。いつかここの括りから剥がされたときがきたらどうしよう。
わたしは「グループ」「括り」を愛していたオタクだったのに、いつしか全く意識下で、この同期や同い年たちのグループに“縋り付かないといけない”ように思って雑誌の中でにこにこ4人で笑う彼らを見ていた。
2018年のin大阪で、「日本よいとこ摩訶不思議」を歌った。
途中で大西流星さん率いるちび達が一緒に数人前に出てきてラップの歌詞を担当をするところがあった。斗亜、拓哉、風雅、琉巧、全員いるけれど彪太郎さんだけがいなかった。
血の気が引いたのを身体で感じた。
手が冷たくなった。
今でもその感覚を覚えている。
怖くて怖くて、手が冷たくなる感覚がトラウマで、未だに彪太郎さんの数少ない登場シーンにも関わらず次の曲に早送りしまう。
せっかく5人で夏松竹、歌をもらえたのに。
紅く燃ゆる太陽も6人だけで歌わせてもらえたのに。
わたしが縋っていた括りに1度彪太郎さんが欠けただけで動悸が止まらなくなるなんて、今思えばどうしてこんなに彪太郎さんのことを好きだったはずなのに信頼してあげられなかったんだろう。
秋になって梅芸のコンサートが始まり、彼らは自らを「ちび5」と名乗るようになった。
彪太郎さんの初めてのソロパートで泣く余裕もなく息を飲み込んで噛み締めたNEXTSTAGEも、彼らの時代が来たんだと思わせてくれるひとつになった。
5人でポスターに載せてもらって、初めてのオフショが発売されて、なによりも自ら「5」と数字の入れたユニット名の名乗るようになったことは、
他の人との5人ではちび5ではなく、誰かが欠けてもちび5ではなく、誰かが増えてもちび5ではない。
嶋﨑斗亜、西村拓哉、大西風雅、岡﨑彪太郎、當間琉巧の5人で「ちび5」であるということ
そしてこの5人で頑張っていきたいということが彼らから伝わって、初めてわたしは心から「彪太郎さんは絶対ここにいるべきなんだ」と思えた。
岡﨑彪太郎さんはちび5のメンバーだから。
わたしにとって「ちび5」は5人を結びつけてくれる魔法の言葉のようだった。
その頃同時になにわ男子が結成されて、Funky8が公式になる夢も共に崩れていった。
このことを話し始めたら話が脱線してしまうので軽く触れるだけにしておくけれど、なにわ男子が結成される少々前から彼らは「Funky8」という言葉を口にしなくなっていた。特に2人で前に出るようになってきた丈橋はFunky8をもう忘れてしまったとさえ思うほどので、なにわ男子が結成したときも驚きはしたしFunky8が叶わなかったショックは確かにあったけれどやっぱりかぁ、と思う程度だった。
彼らはもう「Funky8」と名乗らない。
「Funky8」ではないから。
わたしにとって「Funky8」もまた、8人をなんとか繋ぎ止める魔法の言葉のようだった。
5人でメンバーカラーを決めちゃったり、また5人でクリパで歌わせてもらえたり、5人のうちわとアクキーが発売されたり、まさかの結成前に5人のためのオリジナル衣装ができたり、その冬には夢のようなことが次々と起こった。ひとつひとつの出来事が「岡﨑彪太郎はちび5のメンバーで、ここにいなければならない存在なんだ」と思わせてくれる。幸せだった。
そしてとうとう、2年前の今日、「Lilかんさい」という公式から与えられた愛おしい名前がつけられた。
彪太郎さんの居場所があること、ここにいなければならない存在であること。
同期で同い年の斗亜とより「ずっと一緒」が約束されて、
ぎこちなく西村くんと呼びながら距離を縮め、
風雅と先輩後輩の関係から脱却して、
突然琉巧をめちゃくちゃ可愛く感じ始めたり。
ちび5でいた頃も仲間だったことに違いはないけれど、これから、Lilかんさいがなくなるいつかその日まで、ずっと一緒にいることが確約された仲間。
名乗るときには「Lilかんさいの嶋﨑斗亜」だし、「Lilかんさいの西村拓哉」で、「Lilかんさいの大西風雅」「Lilかんさいの當間琉巧」。そしてもちろん貴方は「Lilかんさいの岡﨑彪太郎」。そしてわたしもまた「Lilかんさい担当のこな」であるしこれを読んでくれている貴方は「Lilかんさい担当の○○」でしょう(他のグループの担当の方だったらこんな長文もう飽きてるに違いない)。
「ちび5」よりもさらに結束力を強めた「Lilかんさい」という魔法の言葉が、名乗ることによって、口にすることによって、わたしたちを繋げてくれている。
自ら名乗っていた魔法の言葉をだんだんと口にしなくなっていく寂しさ、どんなに大勢が事務所に訴えかけても時の運とタイミングが合わないと公式にはなれない悔しさ、目の前でバラバラになっていく辛さを体感していた者として、「Lilかんさい」になれたことはとてつもない強運であるとともに、まだ中学生の幼い5人が掴んだ努力の賜物なのだと思った。
素顔4が発売されて、康ちゃんと龍太くんが関西Jr.を卒業する経緯と裏側を撮ったメイキングを見た。
わたしは今まで彪太郎さんがにこにこ笑っているところや真剣に歌やダンスを頑張るところはたくさん見てきたけれど、初めてそこで彪太郎さんが舞台裏で大号泣しているところを見た。
耳や鼻まで真っ赤にしてずびずびと泣いている、初めて見る彪太郎さんの表情にひどく人間的なものを感じた。アイドル的な表情の彪太郎さん……つまり、わたしの知っている彪太郎さんではなかった。
彼らは当時全員中学生だったから、20時を回って裏に捌けなければならない。先輩達が歌うMy Dreamsを聞いて、隣にいるちび5の「仲間」と裏で泣きじゃくる。わたしがアイドル的な表情以外の彪太郎さんを初めてそこで見たと同時に、アイドル的な表情をお互いに見せ合う必要のない場所で一緒にいる5人に友情というか、団結力というかを感じた。彼らは仕事仲間ではないんだと。
ついこの前、こんなツイートをした。
この笑顔が好きだから岡﨑担をしてるんだよ…… pic.twitter.com/m3XSotSoNy
— こな (@lk_tr23) 2021年1月15日
目を線にしてくしゃっと笑う彪太郎さん。これも全部、2020年になってからの写真。
入所したばかりの頃はまだ慣れてなかったというのももちろんあるけれど、こんなふうにくしゃくしゃになるまで笑った顔は見たことがなかった。常に口角をにこっと上げたアイドルスマイルが雑誌の写真にいつも載せられていた。ちょっと慣れていない、かわいい笑顔は大好きだけど、こんなふうに自然に笑う顔は見ていて幸せになれる。
彪太郎さんが泣いている顔、くしゃくしゃに笑う顔が大好き。喜怒哀楽をそのままに表現してくれてとても嬉しい。コンサートの最後の挨拶中にいつもちょっとうるっとしてしまったりするのも嬉しい。貴方のもっといろんな表情を見たい。怒っている顔も困っている顔もキメた顔も変顔も、もっともっと見たい。全部好きだから。
Lilかんさいになって1年、明らかに表情が豊かになった彪太郎さんが愛おしい。彪太郎さんはLilかんさいにならなかったら、もしかしたらこんな顔見せてくれなかったかもしれないから。
5人でいなきゃだめだから。
この5人であることに意味があるから。
ここに彪太郎さんの居場所があるから。
5人には「Lilかんさい」という、守らなければいけない魔法の言葉があるから。
これからも5人一緒に喜んで、怒られて、悔しさを共にして、また喜んで、ユメノツヅキ探してほしい。
固まって円陣組んで、丸い円がさらに団子みたいにぎゅっとなって気合いを入れてほしい。
わたしたちにもわからないDKノリでゲラゲラ笑っていてほしいし、天然を炸裂して斗亜にアホやな!ってプンスコ怒られていてほしい。
目標に向かってがむしゃらに進んで、努力は厭わずに、たくさんの感情を5人で共にして、たくさんの表情を見せてほしい。
そして、わがままかもしれない。
できればだけど、貴方達の笑った顔をなるべくたくさん見ていたい。
いつも君は笑ってて。
Lilかんさい⠀2周年おめでとうございます。
この1年が、貴方達5人にとって、
幸多き1年となりますことを切に願います。
大好きです。
Lilかんさい⠀岡﨑彪太郎さん担当
こな
眩しすぎて先が見えない、不確かな、美しい未来の話をしようか
単独の感想はてブが一生書き終わらないまま次の現場を迎えそう。
こなです。
書き途中の単独の感想はてブがあるにも関わらず新しいものを書き始めています。あれたぶんお蔵入りだな…………
本日10月22日でわたしが岡﨑彪太郎くんの担当になって丸3年が経ちました。3年前の今日、一目惚れした自分、改めてマジで見る目あるな……(Mステのワイプを擦りながら)
今日から岡﨑担4年生です。まさかこんなに長く担当が続くとは思ってもいなかった……
前回、担当になって1000日の初ブログで想像以上にたくさんの人に読んでいただいて(FF外の方から感想を頂けるなんて夢にも思ってなかった)……沼落ちブログが「過去の話」だとするならば、今日は「未来の話」をしたいと思いました。
相変わらずの自分語りですが、いつも通り流し読んでくださいまし。
13歳のジャニーズJr.に命を救われた - 狂うほど愛おしいんだ
(よかったら時間のあるときに読んでね❣️)
彪太郎さんに死に際(?)を救われて早2年半、わたしは18歳、高校3年生になりました。
あんなに生きたかった、生きててよかったと言ったわたしなのに、夢もなにもなく、かといって自分の武器になるような……頭が秀でて良いわけでもなければ運動神経はすこぶる悪く、コミュ力はない陰キャで、めちゃくちゃ美人という訳でもない。
言ってしまえば、ただ今が楽しければそれでいいような、なにもない高校生です。
それでもわたしには大好きで大好きでやまない彪太郎さんがいたし、少ないけれど信頼できる友人が周りにいたので、本当に楽しい3年間(まだ終わっていないけれども)を過ごしてきた気がしています。
彪太郎さんのオタクをすること以外に、ひとつだけ心の底から、一生やっていたいと言える大好きなことがあります。
服を作ることです。
元々小学生の頃から手芸が大好きで、小学校で家庭科が始まる前……何歳からかはすっかり忘れてしまったけれど、気づいたら針と糸と布を持っていた覚えがあります。中学生のときは手芸部で部長をしていたし、高校に入ってから部活で服を作ることを始めました。衣装を作るときはどんなに徹夜して辛くてしんどくても楽しかった。
いざ進路を考えたとき、好きなことを仕事にするか?いや、好きなことを仕事にしたら嫌いになってしまうんじゃないか。
ずっとそう思って、服を作ることは仕事にしないでおこうと思っていました。
ただの趣味の範疇で、のんびり作りたいと思ったときに作っていればいいじゃないかと。
しかし、それ以外にわたしの中にやりたいことなんて何も無く、自分がなにがしたいかも分からない。
将来が見えない。
この先どうしたいのか、なにになりたいのか、なにを勉強したいのか、どんな職につきたいのか。親や先生に聞かれてもなにも答えられない。
本当に将来なんて考えたこともなくて、なんとなく大人になってなんとなく就職するんだろうなと思っていた。
ぺかぺかのオレンジのベストとズボンでにこにこ歌って踊る彪太郎さんが大好きだった。ブルベの彪太郎さんに全く似合わない蛍光オレンジ。
青や水色を着ていたときは大喜びして、オレンジを着ていたときは似合わないと終演後に友達と言い合った。
そして、いつの間にか、彪太郎さんは如何にもジャニーズJr.らしいペラペラの衣装を着なくなっていた。
袖があった。ジャケットがあった。黄色のモフモフがついたすごい和服を着せてもらっていた。嵐の衣装のお下がりをもらった。装飾が増えた。小物があった。
わたしにとってそれは「立ち位置が前か後ろか?」「ドル誌に今月も載っているか?」と同等なほど喜ばしいことだった。きっと他のオタクよりも無意識的に衣装にはるかに執着していたんだ、と気づいたのは最近になってからの話だけれど。
2019年のあけおめ魂で、SUPER ROCKETをちび5で歌っていた。5人でなんとなく決めていたメンバーカラーの衣装を着て。
グループになるのはもうすぐそこ、時間の問題だ、5人の時代が来たんだと鳥肌が立った。
グループを組む前にまさか衣装を貰えるなんてまさか思ってもいなかった……彪太郎さんのスタイルの良さを活かすためのロングジャケット、裾上げもしていない彪太郎さんが履くために作られたズボン、5人それぞれの雰囲気に合わせられたネクタイ。
確かに、間違いなく、今までのどんな衣装と比べても5人が1番輝いていた。今までの衣装と比べて華やかだから、派手な色だからじゃなくて、「5人のためだけに作られた」ものだから。彼らのためだけに作られたものは、これほどまでに彼らを輝かせられるのか。
漠然と、衣装を作る人になりたい、と思った。
思うのは簡単だけれど、なるのは10000倍難しい。
そんなことはわかっている。
服に関わる仕事なら舞台衣裳以外にもたくさんの仕事がある。周りの友達は受験を見据えて必死で勉強をしている……毎日一緒にいた友達が予備校や塾に通うようになった。わたしは夢を見すぎなのかもしれない。そうそう思い通りに人生上手くいかないのは18年生きただけでも少々わかってきた。
仲のいい友達に、「夢があっていいよね」と言われた。
わたしは非常にひねくれ野郎なので、素直に
「そうなの!わたしには夢があるの!わたしは舞台衣裳になって、たくさん綺麗な衣装を縫って、いつかLilかんさいの衣装を作りたいんだ!」
などと言える筈がなかった。現実を見て勉強してる貴方のほうが余程偉いし、わたしの夢は夢なんかじゃなくて大学受験をしたくないだけの現実逃避なのかもしれないから。
やっぱり、わたしにはこの道しかないと思う反面、わたしには向いていない、専門学校に踏み切る前に辞めておくべきか、今から真面目に大学受験をしようかと何度も思った。
ただ、その大学で学びたいものは、わたしには思い当たらなかった。
彼らの夢が春に1度散って、ようやく叶った今年の夏、初単独を迎える前に初めての「初座長公演」を見せてもらった。1列目に立って1番豪華な新しい衣装を着ている彪太郎さんは、なんとも形容し難いほどに美しかった。大好きだと思った。
単独の少し前に発売されたSTAGE naviで、彪太郎さんがこう言っていた。
「僕、アイドルという仕事がすごく楽しいんです。」「この仕事に出会えたことがすごくうれしい」
タイミングの悪いことに夜中にベッドの中で読んでしまった。憚る人目もない。ただただ涙が止まらなかった。泣き止まないとと思ってもボロボロ溢れてきて、鼻水がずるずるになって、明日は目が腫れるだろうなと思ったけど、幸せでいっぱいだった。ああ、彪太郎さんを応援してきてよかった、わたしが応援していた意味はここにあったんだ。
自担に「この仕事が楽しいんだ」なんて言われるなんて、どんな大きな仕事を持ってくるより幸せな恩返しだと思う。わたしも岡﨑担でいられて本当に幸せだよ、楽しいよ、貴方に出会えて本当に嬉しいよと伝えたい。
わたしは別に彪太郎さんの担当でいるからといって見返りが欲しいわけではない。ファンサもファンレの返信ももらったら確かに嬉しくて堪らないけれど、ファンサを貰うために岡﨑担をしてるわけじゃない。
貴方のことがひたすらに大好きだから、貴方に幸せになってほしくて、貴方の幸せが夢を叶えることならば、貴方にデビューしてほしいから、担当をしているんだ。
彪太郎さんがアイドルの仕事を楽しいと言ってくれるならば、わたしにとってこんなに幸せなことはないです。岡﨑担として冥利に尽きます。
_____そして、彪太郎さんが「好きな仕事」でこうしてたくさんの人に幸せを与えてくれている、
なによりもアイドルでいる一瞬一瞬の彪太郎さんが1番輝いているのを見て、
「好きな仕事をしている人はこんなにも素敵なんだ」
と、思わざるを得なかった。
好きな仕事をしている人は、なんて素敵なんだろう。
わたしも、好きなことを、自信を持って、仕事にしたい。楽しく生きたい。
一生ミシンをいじっていられるならそうしてたい。
わたしが作った衣装で、文化祭のショーを見てくれた人を楽しませられた、それの何十倍何百倍ものたくさんの人に見てもらいたい。
わたしが作った衣装を着てくれた人を美しく魅せて輝かせたい。
高校生の本当に甘っちょろい考えかもしれないけど、好きな仕事ならしんどくても頑張れる気がしたから。
わたしの夢は、舞台衣裳の縫製をすることです。
今の夢はそう。これから変わるかもしれない。今の私が知らないだけで、もっとたくさんの道を知って、その方向を目指すかもしれない。
でも、好きな仕事をすることがどんなに素敵か、彪太郎さんに教えてもらったから……
大好きな仕事に就くことが、わたしの目標です。
一昨日、専門学校の合格通知を頂きました。
またひとつ、年下のきみに大切なことを教えてもらった。またひとつ、彪太郎さんのことが大好きになった。あのとき未来が絶たれるはずだったわたしに、彪太郎さんは生きる希望をくれた、3年経って、また彪太郎さんに未来の続きをもらってしまった。
飽きっぽくて1年すこししか担当が続いたことのないわたしが、飽きもせずにずっとずっと彪太郎さんのことしか目に入らず、好きで好きでたまらないのは、大好きな顔も声もそうだけれど、人として好きだから。尊敬しているから。貴方みたいな素敵な人になりたいと思えるから。
輝かしい未来を見据えてがむしゃらに頑張るLilかんさい。先が見えなくて不安になることもあるかもしれない。でも、先が見えにくいのは、眩しすぎるから。
Dreams come true!!それだけじゃダメ……
夢を叶えた先にはまた次の夢が待っているんだろう、彪太郎さんにも、そしてきっとわたしにもだ。
彪太郎さん、
3年間、素敵な時間をありがとう。
貴方の担当でいられて、本当に幸せです。
4年目もよろしくお願いします。
2020.10.22 こな